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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻10号

1975年09月発行

文献概要

診療相談室

クロロサイアザイド系薬剤の皮膚反応について

著者: 依藤進1

所属機関: 1兵庫医大第1内科

ページ範囲:P.1560 - P.1560

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質問 クロロサイアザイド系降圧剤の副作用中,とくに皮膚障害について詳しく知りたいのです.薬剤の種類には関係ないものか,昔はほとんど経験しなかったのに,最近急に増加したように思われますが.(東京都 I生 50歳)
答 クロロサイアザイド系の降圧剤は多様な皮膚反応を示す薬剤の1つで,その皮膚反応としては紅斑様,麻疹様あるいは出血性の単純な薬剤アレルギー皮膚炎,血小板減少性の紫斑病,日光アレルギー性皮膚炎,色素沈着,色素脱出を伴った白斑性黒皮症,壊死性血管炎が挙げられます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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