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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻11号

1975年10月発行

今月の主題 感染症としてのB型肝炎

HB抗原・抗体の基礎

HB抗原の細胞内局在—螢光抗体法および染色法による所見

著者: 志方俊夫1

所属機関: 1東大病理学

ページ範囲:P.1623 - P.1626

文献概要

 B型肝炎ウイルスは特異的にヒトの肝細胞で増生する.肝臓以外の臓器でも若干のHB抗原が螢光抗体法で証明されるが,それは血管壁とか網内系細胞であって,血中を流れているHB抗原がひっかかったか,取りこまれたに過ぎないと考えられる.
 肝組織内でのB型肝炎ウイルスの分布は疾患によって若干異なり,またいくつかの分布のパターンがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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