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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻11号

1975年10月発行

文献概要

診断基準とその使い方

片頭痛と筋収縮性頭痛

著者: 古和久幸1

所属機関: 1北里大内科

ページ範囲:P.1705 - P.1707

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 頭痛は種々な原因でおこる症状である.その分類は諸家により異なり,ときに混乱をまねく場合もある.頭痛を主な原因により分類するのが,実際の診断,治療の面では便宜であり,これによる分類が多くなされている.
 ここでとりあげる片頭痛と筋収縮性頭痛は,いずれも慢性頭痛の中では頻度の多いものである.一般には内科的,神経学的検査で理学的所見に乏しく,補助診断によっても診断の決め手となるものは少ない.患者の自覚的愁訴が臨床診断の確定に大きな位置を占めている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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