文献詳細
文献概要
オスラー博士の生涯・31
学会活動と学生への臨床指導
著者: 日野原重明1
所属機関: 1聖路加国際病院・内科
ページ範囲:P.1725 - P.1728
文献購入ページに移動 オスラーがジョンス・ホプキンス病院に赴任後,医学校が発足するまでは,卒後の若い医師の教育と一般診療に併せて,臨床的並びに病理的研究が行われたが,いよいよ学生が最高学年に進む1896年度からは,学生の教育に多大の時間を費やし,自分の研究をする時間がなかった.
しかし,1897年から1898年にかけての多忙な生活の中でも,彼は方々からの講演を快くひき受け,また自分が意義深いと思って世話をした学会やクラブの会には,いつも積極的に出席するのであった.
しかし,1897年から1898年にかけての多忙な生活の中でも,彼は方々からの講演を快くひき受け,また自分が意義深いと思って世話をした学会やクラブの会には,いつも積極的に出席するのであった.
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