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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻13号

1975年12月発行

文献概要

今月の主題 SLE—成因から治療まで

SLEの成因をめぐって

著者: 堀内淑彦1

所属機関: 1東大・物療内科

ページ範囲:P.1890 - P.1891

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 SLEの成因については,近年の多くの研究がみられているが,未だ一元的説明ができていない.本特集の「SLEの基礎」の項で,それらが詳述されると思われるので,本稿ではいくつかの要因の関連についてのみ述べる.
 SLEは自己免疫疾患のうち,最も免疫異常が著しいものである.さらに他の膠原病,ことに全身性硬化症,多発性筋炎,Sjögren症候群などの合併がしばしばみられる.また,Lupus Diatheseとして遺伝的要素が古くから知られている.さらに近年,ウイルス感染の可能性を示すいくつかの事実が知られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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