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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻13号

1975年12月発行

文献概要

今月の主題 SLE—成因から治療まで SLEの診断

薬剤誘発ルプス

著者: 柏崎禎夫1

所属機関: 1北里大内科

ページ範囲:P.1928 - P.1929

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 ある種の薬剤を長期間連用していると,臨床的にも血清学的にも,自然発症の全身性エリテマトーデス(SLE)と極めて似た症候群を呈してくる時がある.これを薬剤誘発ルプス(drug-induced lupus)と呼んでいる.さて,本症候群が臨床免疫学の領域で,最近のトピックスの1つになっている最大の理由は,本症の発症機序解明が現在なお原因不明のSLEの病態解析に資すること大と考えられているからである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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