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文献概要
今月の主題 SLE—成因から治療まで SLEの診断
薬剤誘発ルプス
著者: 柏崎禎夫1
所属機関: 1北里大内科
ページ範囲:P.1928 - P.1929
文献購入ページに移動 ある種の薬剤を長期間連用していると,臨床的にも血清学的にも,自然発症の全身性エリテマトーデス(SLE)と極めて似た症候群を呈してくる時がある.これを薬剤誘発ルプス(drug-induced lupus)と呼んでいる.さて,本症候群が臨床免疫学の領域で,最近のトピックスの1つになっている最大の理由は,本症の発症機序解明が現在なお原因不明のSLEの病態解析に資すること大と考えられているからである.
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