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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻13号

1975年12月発行

診療相談室

いわゆる老人性高血圧の薬物療法

著者: 喜々津良胤1

所属機関: 1長崎県立島原温泉病院内科

ページ範囲:P.1995 - P.1995

文献概要

質問 老人によくみられる最高血圧(収縮期圧のみが高く,拡張期圧の低い場合)の薬物療法についてご教授ください(Z. B 200/70といったもので,EKG上も著変はない).(大分県,M生 52歳)
答 いわゆる老人性高血圧(収縮期血圧が高く,拡張期血圧の低い老人の高血圧)は予後も良く,降圧の必要なしとする考えもあるが,老人性高血圧は本態性高血圧が動脈硬化に修飾されて拡張期血圧が低下したものとする意見もあり,また収縮期血圧の高い例では死亡率も高いといわれるので,血圧のコントロールは十分行わねばならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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