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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻13号

1975年12月発行

文献概要

診療相談室

人工ペースメーカー植え込み患者の管理

著者: 堀原一1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系外科

ページ範囲:P.1997 - P.1997

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質問 昭和48年8月,完全A-Vブロックにより,デマンド型ペースメーカー植え込み手術をうけた患者です.入れかえ時期,バッテリーチェック,ペースメーカートラブル,立ち寄っては危険な場所などについてご教示ください.(神戸市 K生)
答 昭和48年8月当時植え込まれたデマンド型人工ペースメーカーは,機種により,心筋側の条件(電気的インピーダンスなど)あるいはペーシングレートにより,多少の長短はあっても24〜30カ月の電池寿命があることが経験されています.同じ機種でも,その後水銀電池の進歩,低消費電力回路の導入,電極の改良により,寿命が延びて3〜5年となってきましたし,またリチウム電池を用いるものも植え込まれるようになって,さらに6年程度の寿命がいわれるようになってきました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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