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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻13号

1975年12月発行

文献概要

診断基準とその使い方

輸血後肝炎

著者: 鈴木宏1

所属機関: 1東大・第1内科

ページ範囲:P.2002 - P.2003

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 輸血後肝炎は輸血後に起こる急性ウイルス肝炎を総称したものである.以前,わが国では血清肝炎と呼んでいたが,輸血後肝炎のなかにはB型肝炎ウイルス(HBV)だけでなく,A型肝炎ウイルスによるものもあることが明らかになり,輸血後肝炎として総称している.なお,HBVはKrugmanらにより非経口的だけでなく経口的にも感染することが明らかにされ,血清肝炎という病名は不適当であるとしてB型肝炎と呼ばれるようになっている.一方,伝染性肝炎はA型肝炎と呼ばれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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