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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻13号

1975年12月発行

文献概要

小児の検査

ウイルス性疾患

著者: 南谷幹夫1

所属機関: 1都立駒込病院・感染症科

ページ範囲:P.2018 - P.2020

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 小児の急性感染症はウイルス性疾患であることが少なくない.日常診療する機会の多い呼吸器疾患や発疹性疾患は,ことにその可能性が高い.ウイルス性疾患の確定診断は,各種臨床検査を背景とした臨床診断とウイルス検査による診断との総合判定によって下される.
 ウイルス検査の種類としては,ウイルスの分離同定,ウイルス血清反応,ウイルス病理形態学的検査があるが,現在多くの病院でルチーン検査となりつつあり,また依頼検査として外注・普及化してきている検査は,ウイルス血清反応である.さらにまた,ウイルス分離の代用として脱落細胞診による螢光抗体法が次第にとりあげられるであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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