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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻2号

1975年02月発行

話題

ソマトスタチン・C—ペプチド・レセプターアッセイ—第11回内分泌学会東部部会から

著者: 池田義雄1

所属機関: 1慈恵医大・内科

ページ範囲:P.169 - P.169

文献概要

 内分泌学会・東部部会は毎年秋に開催されている.昭和49年度・第11回は11月16〜17日の両日,東京の都市センターホールを会場に2つのシンポジウムと一般口演で構成された.このうちから膵内分泌,糖尿病に関する話題をとり上げてみよう.
 その第1はSomatostatinである.安田ら(東大・1内ほか)は合成ソマトスタチンのインスリン分泌に及ぼす影響をin vitroで,また細島ら(金沢医大・内分泌内科ほか)はソマトスタチンの糖尿病患者における臨床経験を発表した.ソマトスタチンは,Guillemin一派により50万頭のヒツジ視床下部から成長ホルモン放出促進因子を検索しようとした段階で抽出された成長ホルモン分泌抑制物質である.すでに14個のアミノ酸配置も知られ,合成されるに至っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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