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内分泌学会・東部部会は毎年秋に開催されている.昭和49年度・第11回は11月16〜17日の両日,東京の都市センターホールを会場に2つのシンポジウムと一般口演で構成された.このうちから膵内分泌,糖尿病に関する話題をとり上げてみよう.
その第1はSomatostatinである.安田ら(東大・1内ほか)は合成ソマトスタチンのインスリン分泌に及ぼす影響をin vitroで,また細島ら(金沢医大・内分泌内科ほか)はソマトスタチンの糖尿病患者における臨床経験を発表した.ソマトスタチンは,Guillemin一派により50万頭のヒツジ視床下部から成長ホルモン放出促進因子を検索しようとした段階で抽出された成長ホルモン分泌抑制物質である.すでに14個のアミノ酸配置も知られ,合成されるに至っている.
その第1はSomatostatinである.安田ら(東大・1内ほか)は合成ソマトスタチンのインスリン分泌に及ぼす影響をin vitroで,また細島ら(金沢医大・内分泌内科ほか)はソマトスタチンの糖尿病患者における臨床経験を発表した.ソマトスタチンは,Guillemin一派により50万頭のヒツジ視床下部から成長ホルモン放出促進因子を検索しようとした段階で抽出された成長ホルモン分泌抑制物質である.すでに14個のアミノ酸配置も知られ,合成されるに至っている.
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