icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina12巻2号

1975年02月発行

文献概要

演習・X線診断学

単純X線写真による読影のコツ(2)—胸部

著者: 大澤忠1

所属機関: 1自冶医大放射線科

ページ範囲:P.205 - P.208

文献購入ページに移動
 まず胸部骨格から見てゆきます.
 肋骨の走行.肋間腔など正常です,右肺尖野を斜走する細い骨が見られます.頸骨でしょうか?右第1肋骨の形成不全であるとすれば左第1肋骨が欠損していることになります.頸椎,胸椎の数はそれぞれの写真がなければわかりません.しかし頸椎の横突起はほぼ水平,上部胸椎の横突起はやや上向きに出るので鑑別できます.このプリントではわかりずらいと思いますが,この例は頸肋です.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら