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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻2号

1975年02月発行

文献概要

超音波診断の読み方

乳腺疾患

著者: 和賀井敏夫1

所属機関: 1順大超音波医学研センター

ページ範囲:P.209 - P.212

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 近年,超音波診断法が各科領域において広く利用されるようになってきた.ことに超音波パルス反射法を用いる生体構造の映像法が,超音波断層法として臨床的にもその特徴とともに有効に用いられるようになってきた.この特徴としては生体の任意の部の断面を任意の方向や角度で描写でき、しかも生体軟部組織構造の映像化に優れている二となどが挙げられる.さらに癌のような病的組織が,その音響的特性に基づいて,画像の上に直接的情報としての異常隊として描写されるので,これを用いて診断が行われる.超音波断層法はこのような特徴を示すと同時に,装置面における進歩も目覚しく,今同紹介する階調性超音波断層像では,画像の解像力の向上が著明である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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