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文献概要
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント I.尿検査
尿ポルフィリン体
著者: 松岡松三1 金子兼三1
所属機関: 1新潟大第1内科
ページ範囲:P.436 - P.437
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尿ポルフィリン(ポ)体はδ-アミノレブリン酸(ALA),ポルフォビリノーゲン(PBG)のポ前駆物質とウロポルフィリン(UP),コプロポルフィリン(CP)の4種類のポ体よりなり,健常者ではいずれも微量で臨床上有意義な異常値はすべて増加値と考えてよい.
尿ポ体の増加する疾患を表に示したが,臨床上重要なものはポルフィリン症(ポ症)と鉛中毒である.
尿ポルフィリン(ポ)体はδ-アミノレブリン酸(ALA),ポルフォビリノーゲン(PBG)のポ前駆物質とウロポルフィリン(UP),コプロポルフィリン(CP)の4種類のポ体よりなり,健常者ではいずれも微量で臨床上有意義な異常値はすべて増加値と考えてよい.
尿ポ体の増加する疾患を表に示したが,臨床上重要なものはポルフィリン症(ポ症)と鉛中毒である.
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