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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻4号

1975年03月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント VI.血液検査

ヘモグロビン濃度

著者: 日野志郎1

所属機関: 1東京逓信病院・内科

ページ範囲:P.468 - P.469

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 血液を一定量とり,その中のヘモグロビン(Hb)量を比色で測定し,血中濃度g/dlに換算する.以前はSahli-小宮法を使っていたが,中央検査室では光電光度計によるシアンメトヘモグロビン法によることが多い.
 Hbは後述のヘマトクリット値や赤血球数とほぼ平行して増減するが,病的状態ではチグバグを生ずることがある.これを示すのが後述の赤血球恒数で,それから逆に病態の種類を推定できるから,Hbだけで判断しないほうがよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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