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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻4号

1975年03月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント VI.血液検査

プロトロンビン時間

著者: 松岡松三1 桜川信男1

所属機関: 1新潟大第1内科

ページ範囲:P.500 - P.501

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 プロトロンビン時間(PT)はQuick(1935)により創案されたもので,血液凝固の外因性凝固系の異常の診断に用いられる.PTの測定は蓚酸ソーダ1容と血液9容の割合にて採血し,3,000回転15分間遠心して得た血漿0.1mlを小試験管にとり,37℃に加温し,あらかじめ37℃に加温した組織トロンボプラスチン-カルシウム混液0.2mlを加えて凝固時間,あるいはフィブリンの析出するまでの時間を測定するのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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