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特集 これだけは知っておきたい検査のポイント VII.血清検査
CRP
著者: 松田重三1
所属機関: 1日大・臨床病理
ページ範囲:P.522 - P.523
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CRP(C-reactive Protein,C-反応性タンパク)が陽性を示す疾患を表にまとめた.
CRPが発見された当初は,肺炎双球菌感染症に特異的に出現する病的タンパクと考えられていたが,その後,各種の炎症性疾患や組織の崩壊をきたす疾患でもCRPが陽性となることがわかり,現在では非特異的に出現してくる病的タンパク,いわゆる急性相反応物質の1つとして理解されている.
CRP(C-reactive Protein,C-反応性タンパク)が陽性を示す疾患を表にまとめた.
CRPが発見された当初は,肺炎双球菌感染症に特異的に出現する病的タンパクと考えられていたが,その後,各種の炎症性疾患や組織の崩壊をきたす疾患でもCRPが陽性となることがわかり,現在では非特異的に出現してくる病的タンパク,いわゆる急性相反応物質の1つとして理解されている.
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