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特集 これだけは知っておきたい検査のポイント VII.血清検査
リウマチ因子の検出
著者: 塩川優一1
所属機関: 1順大内科
ページ範囲:P.524 - P.525
文献購入ページに移動検査法として日常広く応用されているのは以上の原理に基づく感作粒子凝集反応である.すなわちリウマチ因子が同種,または異種のIgGと結合する性質を応用し,粒子の表面にIgGを吸着させ,これを用いて血清との間に凝集反応を行うのである.その粒子の種類により種々のテストがあるが,臨床検査に用いられているのは,1)ヒトIgGを吸着させたポリスチレン・ラテックスの粒子を用いるラテックス凝集反応(以下RAテスト)と,2)ウサギIgGを吸着させたヒツジ赤血球を用いるWaaler-Roseテスト以下WRテスト)の2つである.
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