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特集 これだけは知っておきたい検査のポイント VII.血清検査
血液型(ABO亜型,Rh0)
著者: 竹中道子1
所属機関: 1日大・臨床病理
ページ範囲:P.544 - P.545
文献購入ページに移動 輸血のための血液型検査はABO式とRh0(D)の2つが不可欠である.ABO式血液型は血液型の基本となるもので,血球に抗原AとBがあり,血清中には抗A,抗B)が正常抗体として存在し,Landsteinerの法則が成立している。したがって血球のもつ凝集原を調べる"おもて検査"の判定と血清(血漿)中に含まれる凝集素を調べる"うら検査"の判定は一致するはずである.ここではおもて判定とうら判定が不一致の場合をとりあげる.
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