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特集 これだけは知っておきたい検査のポイント VIII.血液化学検査
Na
著者: 飯田喜俊1 白井大禄1
所属機関: 1大阪府立病院・腎疾患センター
ページ範囲:P.590 - P.591
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通常,血清Na値が150mEq/l以上の場合に高Na血症といわれ,135mEq/l以下になると低Na血症といわれる.高Na血症および低Na血症をきたす疾患について表1に示した.
血清Na濃度の変化は必ずしも身体総Na濃度の如何を示すのではない.体内においてNaは主として細胞外液に存するが,何か疾患,状態によってこれが細胞内液に移行した場合に血清Naが低下することもあれば,細胞外液における水分とNaの相対的な比によっても高Na血あるいは低Na血をきたす.
通常,血清Na値が150mEq/l以上の場合に高Na血症といわれ,135mEq/l以下になると低Na血症といわれる.高Na血症および低Na血症をきたす疾患について表1に示した.
血清Na濃度の変化は必ずしも身体総Na濃度の如何を示すのではない.体内においてNaは主として細胞外液に存するが,何か疾患,状態によってこれが細胞内液に移行した場合に血清Naが低下することもあれば,細胞外液における水分とNaの相対的な比によっても高Na血あるいは低Na血をきたす.
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