icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina12巻4号

1975年03月発行

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント

VIII.血液化学検査

Na

著者: 飯田喜俊1 白井大禄1

所属機関: 1大阪府立病院・腎疾患センター

ページ範囲:P.590 - P.591

文献概要

異常値を示す疾患
 通常,血清Na値が150mEq/l以上の場合に高Na血症といわれ,135mEq/l以下になると低Na血症といわれる.高Na血症および低Na血症をきたす疾患について表1に示した.
 血清Na濃度の変化は必ずしも身体総Na濃度の如何を示すのではない.体内においてNaは主として細胞外液に存するが,何か疾患,状態によってこれが細胞内液に移行した場合に血清Naが低下することもあれば,細胞外液における水分とNaの相対的な比によっても高Na血あるいは低Na血をきたす.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら