文献詳細
文献概要
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント X.内分泌機能検査
インスリン測定
著者: 羽倉稜子1
所属機関: 1朝日生命成人病研究所
ページ範囲:P.664 - P.665
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血中インスリン値は,空腹時と種々の物質を負荷した場合とでは異なる,また同じ物質でも負荷量や投与方法により,血中インスリンの値は異なる.現在臨床的に最もひろく用いられているのは,グルコースを経口負荷して,その後のインスリンを2抗体法で測定する方法である.
血中インスリン値に異常をきたす疾患を表に示した.空腹時から高値を示すものに,肥満,ステロイド投与,有熱時,インスリノーマなどがあるが,前3者は50μU/mlをこえることは少ない.
血中インスリン値は,空腹時と種々の物質を負荷した場合とでは異なる,また同じ物質でも負荷量や投与方法により,血中インスリンの値は異なる.現在臨床的に最もひろく用いられているのは,グルコースを経口負荷して,その後のインスリンを2抗体法で測定する方法である.
血中インスリン値に異常をきたす疾患を表に示した.空腹時から高値を示すものに,肥満,ステロイド投与,有熱時,インスリノーマなどがあるが,前3者は50μU/mlをこえることは少ない.
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