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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻4号

1975年03月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント XI.腎機能検査

PSP排泄試験

著者: 安東明夫1

所属機関: 1阪大・第1内科

ページ範囲:P.682 - P.683

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異常値を示す疾患
 PSP排泄試験は,腎の血行循環動態的性能を示す機能検査のうちでは,最も実施容易であり,かつ成績に誤差混入の機会の少ない有用な検査といえる.15分値がRPF(CPAH)と相関が高いことから,RPFの代用とするのが第1の目的であるが,さらに経時的排泄をみることにより,次のような利点がある.
 ①尿路死腔の有無,大きさの程度が推定できる(後述).②任意の時刻の採尿の値より,15分,30分など標準時刻値の推定が可能である(後述).③標準時採尿の完全性をチェックできる(尿路死腔のない場合).④腎機能障害の程度が推定できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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