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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻4号

1975年03月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい検査のポイント XIII.細胞診

産婦人科領域の細胞診—腫瘍細胞診

著者: 栗原操寿1 長谷川寿彦1

所属機関: 1慶大産婦人科

ページ範囲:P.716 - P.717

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 婦人科領域における細胞診の主たるものは子宮頸部の良性および悪性病変の発見のためのものであり,とくに子宮頸部の臨床前癌(上皮内癌と初期浸潤癌),さらには前癌病変(dysplasia)の発見にまで多大な効果を発揮している.このほかにも子宮内膜,外陰部,腹水での細胞診,さらに手術標本のスタンプスメアによる細胞診も行われている.
 病変の解剖学的関係から,表1のごとき細胞採取法によって,剥脱細胞を効率よく拾いあげる必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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