文献詳細
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント
XIII.細胞診
文献概要
婦人科領域における細胞診の主たるものは子宮頸部の良性および悪性病変の発見のためのものであり,とくに子宮頸部の臨床前癌(上皮内癌と初期浸潤癌),さらには前癌病変(dysplasia)の発見にまで多大な効果を発揮している.このほかにも子宮内膜,外陰部,腹水での細胞診,さらに手術標本のスタンプスメアによる細胞診も行われている.
病変の解剖学的関係から,表1のごとき細胞採取法によって,剥脱細胞を効率よく拾いあげる必要がある.
病変の解剖学的関係から,表1のごとき細胞採取法によって,剥脱細胞を効率よく拾いあげる必要がある.
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