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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻5号

1975年04月発行

文献概要

洋書紹介

—H. Mehnert und K. Schöffling編—「Diabetologie in Klinik und Praxis」

著者: 繁田幸男1

所属機関: 1阪大第1内科

ページ範囲:P.847 - P.847

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欧州の糖尿病学の現状
 糖尿病に関して,研修医の卒後教育,実地医家の臨床上の参考書となるだけではなく,糖尿病の専門家にとっても全般にわたって新しい知識の現状を整理するのに役立ち得る専門書としても利用できるような本は決して多くはない.
 現在そのような本として,世界的にもっともよく利用されているのは,"Joslin's Diabetes Mellitus"であろう.これは有名な米国ボストンのJoslin Clinicの4名の専門家の編集になるものであるが,1971年の第11版では面目を一新して各章ごとにその領域の専門家による分担執筆の形になった.この形式は最近の流行ともいえるが,全体的にむらがなく,最新の知識をおりこめる点で妥当な方法と思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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