文献詳細
文献概要
洋書紹介
—H. Mehnert und K. Schöffling編—「Diabetologie in Klinik und Praxis」
著者: 繁田幸男1
所属機関: 1阪大第1内科
ページ範囲:P.847 - P.847
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糖尿病に関して,研修医の卒後教育,実地医家の臨床上の参考書となるだけではなく,糖尿病の専門家にとっても全般にわたって新しい知識の現状を整理するのに役立ち得る専門書としても利用できるような本は決して多くはない.
現在そのような本として,世界的にもっともよく利用されているのは,"Joslin's Diabetes Mellitus"であろう.これは有名な米国ボストンのJoslin Clinicの4名の専門家の編集になるものであるが,1971年の第11版では面目を一新して各章ごとにその領域の専門家による分担執筆の形になった.この形式は最近の流行ともいえるが,全体的にむらがなく,最新の知識をおりこめる点で妥当な方法と思われる.
糖尿病に関して,研修医の卒後教育,実地医家の臨床上の参考書となるだけではなく,糖尿病の専門家にとっても全般にわたって新しい知識の現状を整理するのに役立ち得る専門書としても利用できるような本は決して多くはない.
現在そのような本として,世界的にもっともよく利用されているのは,"Joslin's Diabetes Mellitus"であろう.これは有名な米国ボストンのJoslin Clinicの4名の専門家の編集になるものであるが,1971年の第11版では面目を一新して各章ごとにその領域の専門家による分担執筆の形になった.この形式は最近の流行ともいえるが,全体的にむらがなく,最新の知識をおりこめる点で妥当な方法と思われる.
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