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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻5号

1975年04月発行

文献概要

緊急時の薬剤投与

心筋硬塞発作時の薬剤の使い方

著者: 梶原長雄1 上松瀬勝男1

所属機関: 1日大第2内科

ページ範囲:P.852 - P.854

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 最近,CCUを有する施設が多くなってきたが,なお急性期の心筋硬塞の死亡率は18〜30%ぐらいと高い.急性期の死因からみた合併症は,ショック,不整脈,急性心不全などが主なもので,次いで心破裂,塞栓症などである.表に筆者らの症例の死因頻度を示した.合併症の多くは薬剤投与により救われる可能性があるが,薬剤の使い方によってはかえって増悪せしめる場合もある.われわれの今日までの経験と諸家の報告とを参考に心筋硬塞発作時の薬剤の使い方を臨床家の立場から述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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