文献詳細
文献概要
今月の主題 出血傾向の新知識 出血と止血のしくみ
血液凝固のしくみ
著者: 福武勝博1 伊藤多紀1
所属機関: 1東医大臨床病理
ページ範囲:P.890 - P.892
文献購入ページに移動はじめに
凝血の機序については古くはMorawitz(1904)がいわゆる古典的凝血論を発表しているが,その後,血液凝固に関する研究の進歩により次々と新しい因子が発見された.そして種々の混乱を防ぐために1954年国際血液凝固因子名称選定委員会は凝血因子の名称を表のごとく,また1963年に凝血過程の模型図(図1)を提案している.
凝血の機序については古くはMorawitz(1904)がいわゆる古典的凝血論を発表しているが,その後,血液凝固に関する研究の進歩により次々と新しい因子が発見された.そして種々の混乱を防ぐために1954年国際血液凝固因子名称選定委員会は凝血因子の名称を表のごとく,また1963年に凝血過程の模型図(図1)を提案している.
掲載誌情報