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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻6号

1975年05月発行

今月の主題 出血傾向の新知識

出血傾向をみたとき

検査のすすめ方

著者: 梅垣健三1

所属機関: 1奈良医大病態検査学

ページ範囲:P.906 - P.908

文献概要

 出血は,①血管機能.②血小板機能,③凝固能および④線溶能の単一または2つ以上の機能障害の組み合わせにより生ずる.したがって,検査にはどの機能検査でも1つでは出血原因の確認は困難で,それぞれの機能を鋭敏に反映し,かつ簡単に実施できるスクリーニング試験を組み合わせて行い1,2),その上で精密検査へとすすめるのが順序である,なお,極めて重篤な出血を認めた場合,ある種の出血性疾患においては,問診および臨床所見から原因を推測でき,機を逸せず処置できることもあり得る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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