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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻6号

1975年05月発行

今月の主題 出血傾向の新知識

知っておきたい出血性素因

von Willebrand病

著者: 吉岡慶一郎1

所属機関: 1国立大阪病院小児科

ページ範囲:P.918 - P.919

文献概要

 1962年,von willebrand1)はフィンランドのÄland島において,皮膚粘膜出血を主症状とし,血小板数正常で出血時間の延長を特徴とする男女両性に家族性に出現する先天性出血性素質を見出し,hereditary pseudohemophiliaと命名した.その後この疾患の止血障害に関して多数の検索がなされ,その成因に関して種々の論議が行われてきた.ここでは最近の報告を中心として現在における本疾患の概念について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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