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文献概要
今月の主題 出血傾向の新知識 出血傾向の管理
輸血と血液製剤
著者: 山田外春1
所属機関: 1三重大第2内科
ページ範囲:P.950 - P.951
文献購入ページに移動輸血はこれらに対して通常すべてに有効である(ただしDICの際は慎重な態度が要求される).しかしこれらの出血性素因の多くは治療上補充される必要のある成分が,血液中の1つないし2,3にすぎないので,他の成分は受注者にとっては余分のものであり,これを抗原とみなしての抗体産生,それによる副作用,治療効果の減弱をきたすことがある.また血液製剤は保存性にすぐれ,常に院内保存が可能なため緊急時に有用であり,かつ製剤作成技術の進歩により,貴重な供血が無駄なく利用されるようになってきている.
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