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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻7号

1975年06月発行

文献概要

今月の主題 消化管潰瘍—診断および治療の現況 消化性潰瘍の成因と診断

消化性潰瘍の経過

著者: 増田久之1 佐藤誠1 大窪天三幸1

所属機関: 1秋田大第1内科

ページ範囲:P.1066 - P.1067

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 消化性潰瘍は種々の内科的治療によって治癒する場合が多いが,治癒しても再発し,再発を反復する場合が少なくない.また潰瘍が縮小しても,再燃を起こして大きくなることもあり,内科的治療に抵抗する場合もある.さらに潰瘍のため胃・十二指腸の変形を起こしたり,穿孔,出血,悪性変化をきたして手術を必要とする場合もある.このように,消化性潰瘍の経過は極めて変化に富み,多彩である.
 ここでは秋田大学第1内科に昭和46年1月から49年12月までの4年間に入院した消化性潰瘍の226例について,その経過を検討することにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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