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今月の主題 消化管潰瘍—診断および治療の現況 消化性潰瘍の治療
薬物療法とその限界
著者: 春日井達造1
所属機関: 1愛知県がんセンター内科
ページ範囲:P.1072 - P.1074
文献購入ページに移動自律神経遮断剤,新しい制酸剤,抗ペプシン剤,抗ガストリン剤その他など理論的には合理的な新抗潰瘍剤が相ついで市場に登場し臨床に供されているが,難治性潰瘍の治療成績を向上させ治療日数を短縮させることにいまだ成功していない1).一方,症状もさまざまで,実施においては個々の症例に応じた処置を講ずるべきである.
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