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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻7号

1975年06月発行

文献概要

診断基準とその使い方

肝硬変症

著者: 河田肇12

所属機関: 1大阪労災病院内科 2大阪大学

ページ範囲:P.1118 - P.1121

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肝硬変症の定義
 英語のcirrhosisやドイツ語のZirrhoseは,黄色あるいは橙色を意味するギリシャ語のKirrosが語源で,肝臓が黄疸のために,硬く黄色くなる状態に名づけられたもので,日本語の肝硬変という字句のほうが,病態を正しく表現しているともいえる.
 現在,肝硬変の定義としては,1956年の国際委員会の試案1)が広く用いられている.すなわち,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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