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文献概要
オスラー博士の生涯・29
医学史クラブでの講演
著者: 日野原重明1
所属機関: 1聖路加国際病院内科
ページ範囲:P.1137 - P.1140
文献購入ページに移動 1894年,オスラー夫妻が英国外遊から帰国した9月に,マギル大学医学部から新館落成式の招待講演を頼まれたことに対し,オスラーは準備する時間がないということでこれを一応断ったが,大学の方では式典を延ばしてもぜひオスラーを迎えたいということで,この記念講演会は1895年の1月に催された.
その時の講演は,「教育と思考」と題され,教えることと考えることの2つが大学の2つの主な機能であることを,オスラーは説得性のある言葉で語ったのである.
その時の講演は,「教育と思考」と題され,教えることと考えることの2つが大学の2つの主な機能であることを,オスラーは説得性のある言葉で語ったのである.
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