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今月の主題 感染症—最近の話題 細菌感染症—原因菌の変遷
ヘモフィルス感染症
著者: 松本慶蔵1
所属機関: 1長崎大熱帯医研臨床部門
ページ範囲:P.1162 - P.1163
文献購入ページに移動 ヘモフィルス菌属に含まれる細菌は,新しいBergey's Manual(第8版)でも従前と異ならず,人に病原性が明確に認められているものは,いわゆるインフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)とHaemophilus aphrophilus)であり,前者はとくに呼吸器感染症の原因菌として重要であり,後者は心内膜炎をはじめとした敗血症や脳膿瘍で認められる稀な起炎菌である.
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