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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻8号

1975年07月発行

文献概要

今月の主題 感染症—最近の話題 細菌感染症—原因菌の変遷

ヘモフィルス感染症

著者: 松本慶蔵1

所属機関: 1長崎大熱帯医研臨床部門

ページ範囲:P.1162 - P.1163

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 ヘモフィルス菌属に含まれる細菌は,新しいBergey's Manual(第8版)でも従前と異ならず,人に病原性が明確に認められているものは,いわゆるインフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)とHaemophilus aphrophilus)であり,前者はとくに呼吸器感染症の原因菌として重要であり,後者は心内膜炎をはじめとした敗血症や脳膿瘍で認められる稀な起炎菌である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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