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洋書紹介
—Lothar Hallmann u. Friedrich Burkhardt著—Klinische Mikrobiologie—
著者: 国井乙彦1
所属機関: 1東大・医科研内科
ページ範囲:P.1181 - P.1181
文献購入ページに移動豊富な図表とていねいな解説の臨床細菌学の好書
微生物感染症の領域において,学問的また実際面においても近年かなりの進歩がみられている.これを反映して,感染症の診断,治療の面において最も基本的に重要な意義をもっているいわゆる臨床細菌学の著書も数多くみられる.なかでも本書はとくに臨床細菌学を勉強しようとする医師,臨床検査技師,学生を対象として書かれたものと思われるが,本書はさらに一般臨床医,感染症の診療に関心を持つすべての医師,学生にとっても大いに参考になる好著である.
まず総論で,微生物の系統的分類に触れ,検体の採取,適切な処理およびその臨床細菌学的検査結果の意義づけについて述べ,臨床的に重要なものを重点的に要領よくまとめてある.
微生物感染症の領域において,学問的また実際面においても近年かなりの進歩がみられている.これを反映して,感染症の診断,治療の面において最も基本的に重要な意義をもっているいわゆる臨床細菌学の著書も数多くみられる.なかでも本書はとくに臨床細菌学を勉強しようとする医師,臨床検査技師,学生を対象として書かれたものと思われるが,本書はさらに一般臨床医,感染症の診療に関心を持つすべての医師,学生にとっても大いに参考になる好著である.
まず総論で,微生物の系統的分類に触れ,検体の採取,適切な処理およびその臨床細菌学的検査結果の意義づけについて述べ,臨床的に重要なものを重点的に要領よくまとめてある.
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