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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻8号

1975年07月発行

文献概要

今月の主題 感染症—最近の話題 細菌感染症—特殊宿主と感染

白血病と感染

著者: 山田一正1

所属機関: 1名大第1内科

ページ範囲:P.1185 - P.1187

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 急性白血病には免疫機能不全および顆粒白血球の量的,質的不全が病態の一部として存在1)するに加えて,強力な抗白血病剤による治療により,これら不全の状態がさらに強まり,その結果,急性白血病の臨床経過における感染症の頻発は至適治療計画の継続上最大の制約となっており2,3),これに向けられる対策が化学療法の成否をきめるということができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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