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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻8号

1975年07月発行

文献概要

今月の主題 感染症—最近の話題 細菌感染症—特殊宿主と感染

周産期と感染

著者: 高瀬善次郎1

所属機関: 1川崎医大産婦人科

ページ範囲:P.1192 - P.1194

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 周産期の感染症は,大別すれば妊娠時,分娩時および産褥時の母体,胎児,新生児,未熟児の感染にわけられる.
 ところで妊婦の感染症には,ウイルス感染,原虫感染,細菌感染などがあるが,周産期の感染では圧倒的に細菌感染が多く,その大多数が,外陰部,膣内などの細菌による上行感染である.すなわち,その典型的な例としては,前期破水時の羊水中への外陰部・膣内の細菌の上昇,羊水感染,胎児子宮内感染がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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