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文献詳細

雑誌文献

medicina12巻8号

1975年07月発行

文献概要

小児の検査

肺活量

著者: 隅田展廣1

所属機関: 1川崎市立井田病院・小児喘息センター

ページ範囲:P.1276 - P.1277

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 肺活量の測定は,器具もそろっており,小児にも割合簡単に行い得る検査である.これにより肺機能の面からは,拘束性障害の有無を判定する情報を得ることができる.しかし肺活量だけを測定することは少ない.肺活量は容量を示すだけで時間の因子が入っていない.したがって一般には,肺活量の測定のほかに,最大吸気量,予備呼気量,努力肺活量,1秒量,1秒率および最大換気量などを同時に測定する.これらのデータを総合して利用することが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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