文献詳細
文献概要
皮膚病変と内科疾患
小水疱および水疱を主徴とする内科疾患
著者: 三浦修1
所属機関: 1杏林大皮膚科
ページ範囲:P.1278 - P.1279
文献購入ページに移動全身に散布する水疱性疾患
汎発性帯状疱疹 身体の一部に,特定の神経支配領域に一致した典型的帯状疱疹病巣を証し,それに加えて紅暈を伴う小水疱が全身に散布する.発熱などの全身症状を併発することと併発しないこととある.血液疾患,細網症,免疫不全などの検索を要する.類似の皮膚症状としては熱性疾患の解熱時に紅暈と自覚症を欠く小水疱が,とくに胸背両面に多く,突発散布することがあり,水晶様汗疹と名づけられ,間もなく破開して治癒する.
単純性癒疹 初感染時に全身に散布することがある.一般に重篤な全身症状を伴う.稀である.
汎発性帯状疱疹 身体の一部に,特定の神経支配領域に一致した典型的帯状疱疹病巣を証し,それに加えて紅暈を伴う小水疱が全身に散布する.発熱などの全身症状を併発することと併発しないこととある.血液疾患,細網症,免疫不全などの検索を要する.類似の皮膚症状としては熱性疾患の解熱時に紅暈と自覚症を欠く小水疱が,とくに胸背両面に多く,突発散布することがあり,水晶様汗疹と名づけられ,間もなく破開して治癒する.
単純性癒疹 初感染時に全身に散布することがある.一般に重篤な全身症状を伴う.稀である.
掲載誌情報