文献詳細
今月の主題 不整脈のハイライト
不整脈の新しい診断法
文献概要
人工ペーシングによるoverdrive法は,洞結節自動能の異常の程度を知るひとつの手段として広く用いられている.その原理は実験電気生理学的には既知のもので,BrooksおよびLuの本1)より関係ある部分を下に要約する.
1)本来のdorninant pacemaker(この場合洞結節)に対するoverdriveの効果は,洞結節が下位のペースメーカーに対する効果と類似で,overdriveを休止すると洞結節の自動能はすぐには現れず,ある期問のasystoleをおいて徐々に現れる。このQverdrive suppressionの強さと持続時間は,ある範囲内ではoverdriveのレートおよび時間が大きいほど大となる.レートや刺激部位により,suppression後のaccelerationがみられることがある.
1)本来のdorninant pacemaker(この場合洞結節)に対するoverdriveの効果は,洞結節が下位のペースメーカーに対する効果と類似で,overdriveを休止すると洞結節の自動能はすぐには現れず,ある期問のasystoleをおいて徐々に現れる。このQverdrive suppressionの強さと持続時間は,ある範囲内ではoverdriveのレートおよび時間が大きいほど大となる.レートや刺激部位により,suppression後のaccelerationがみられることがある.
掲載誌情報