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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻1号

1976年01月発行

今月の主題 不整脈のハイライト

不整脈に対する救急処置

リドカインの使い方

著者: 成沢達郎1

所属機関: 1昭和大第3内科

ページ範囲:P.70 - P.72

文献概要

 リドカインは1943年,Löfgrenによって合成された局所麻酔薬であるが,1950年にSouthworthらが,心臓カテーテル実施中に起こった心室頻拍,心室細動に使用し,有効な抗不整脈薬として報告された。1960年以来,広く一般に使用され,とくに心手術中に起こる心室性不整脈や,ジギタリス中毒,心筋硬塞の際に起こる不整脈に対しては好んで繁用されている.リドカインは比較的安全性が高く,心房性不整脈よりは心室性不整脈の治療に有効である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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