文献詳細
文献概要
今月の主題 アルコール性障害のトピックス 臓器障害,なぜ起こるか
胃と腸
著者: 田中三千雄1 堤京子1 竹本忠良2
所属機関: 1東女医大消化器内科 2山口大第1内科
ページ範囲:P.1350 - P.1351
文献購入ページに移動胃液の分泌亢進は,その最たるものであろう,たとえば,1合の日本酒は,胃液検査法として今日広く行われているガストリン刺激法(4μg/kg,筋注)にほぼ匹敵するほどの,胃液の分泌刺激能をもっている1).また同時に,腸液の分泌2),胃腸管の蠕動運動3〜5),そして胃腸管粘膜血流量19)などにも影響を及ぼしている.
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