icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina13巻10号

1976年10月発行

今月の主題 アルコール性障害のトピックス

臓器障害,なぜ起こるか

脳・神経・筋

著者: 古和久幸1

所属機関: 1北里大内科

ページ範囲:P.1354 - P.1355

文献概要

 アルコールによる神経・筋症状は多彩で,その発生機序も一様でなく,不明なものも少なくない.一方,アルコールの摂取量と症状の発現についても個人差があり,摂取速度,期間,全身状態,平常の食事の状況など多くの因子の関与が想定される.したがって,アルコール痛飲あるいは多飲後にみられた神経系障害では,アルコールが症状発現のtriggerになった可能性は否定はできないが,それらすべてをアルコールに起因するとは断定できない場合もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら