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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻10号

1976年10月発行

文献概要

今月の主題 アルコール性障害のトピックス アルコールと代謝異常

蛋白代謝

著者: 平山千里1 古賀俊逸2 関屋正彦2

所属機関: 1鳥取大第2内科 2九大第3内科

ページ範囲:P.1368 - P.1369

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 アルコール性肝臓病の病態のひとつに,蛋白代謝障害があげられる.たとえば,アルコール性肝炎,アルコール性肝硬変などでは,低蛋白血症をみる場合が多いが,これは蛋白栄養や蛋白代謝の障害によって成立するものである.事実,アルコール性肝臓病にみられる浮腫,腹水などは,アルコールの禁止や栄養改善によってコントロールしうることが多い.すなわち,アルコール性肝臓病における蛋白代謝の異常は,アルコールの直接または間接の障害に起因するものと考えることができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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