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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻10号

1976年10月発行

文献概要

今月の主題 アルコール性障害のトピックス アルコール性疾患診断のポイント

アルコール性多発神経炎

著者: 祖父江逸郎1

所属機関: 1名大第1内科

ページ範囲:P.1380 - P.1381

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 アルコールは広く飲用されており,長期連用による中毒症状の発現も少なくなく,これまでにも尨大な報告がある.アルコールによる神経障害は,古くからすでに18世紀頃から知られているもので,欧米では頻度も高く重視されている.アルコール性多発神経炎は神経障害のひとつのタイプで,発現機序としてはアルコールそのものよりは,アルコール飲用者にみられる栄養障害性因子,ことにビタミン欠乏,肝障害などの関与が重視されている.
 最近本邦でも,アルコール性多発神経炎の診断が注目されているので,臨床における診断上のポイントを中心に述べることにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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