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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻10号

1976年10月発行

今月の主題 アルコール性障害のトピックス

治療の問題点

大酒家への薬剤投与

著者: 重田洋介1 石井裕正1

所属機関: 1慶大内科

ページ範囲:P.1396 - P.1397

文献概要

 アルコールは過去,現代を問わず嗜好品として,また人間関係の潤滑油として,さらには「心の憂さの捨てどころ」としてストレス解消剤の役割を果たしてきている.また,最近は人間関係,社会機構がますます複雑になってくるにつれ,精神安定剤や睡眠剤などの僕用量が著増傾向にあり,アルコールと精神安定剤などを併用する人も稀ではなくなってきている.そのようなとき,生体でアルコールと薬物がどのように作用し合い,その結果としてなにを予期すべきであろうか.本稿では,これらの点につき解説をしていきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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