文献詳細
文献概要
忘れられない患者・私の失敗例
末梢血中に赤芽球が出現した1症例
著者: 笹村義一1
所属機関: 1自衛隊中央病院内科
ページ範囲:P.1457 - P.1457
文献購入ページに移動 私が医師となり,はじめて経験した死亡例は急性白血病であったが,本症例は種々教えられることが多く,またその後の私の進路に大きな影響を及ぼした忘れがたい1例であった.
34歳,男.昭和34年1月始めより易疲労性,心悸亢進を覚え,2月にはいり赤血球,白血球がともに少ないことを指摘された里2月20日より3月14日まで,某国立病院にて再生不良性貧血の診断のもとに入院,加療を受け,3月15日本院に転入院した.
34歳,男.昭和34年1月始めより易疲労性,心悸亢進を覚え,2月にはいり赤血球,白血球がともに少ないことを指摘された里2月20日より3月14日まで,某国立病院にて再生不良性貧血の診断のもとに入院,加療を受け,3月15日本院に転入院した.
掲載誌情報