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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻11号

1976年11月発行

文献概要

今月の主題 電解質異常のすべて 座談会

電解質異常と臨床

著者: 前田貞亮1 小椋陽介2 加藤暎一3

所属機関: 1関東労災病院 2慈恵医大上田内科 3慶大内科

ページ範囲:P.1477 - P.1485

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 Claude Bernardが体液を内部環境と呼び,その重要性を示唆したのは,古く1859年である.しかし,わが国で実地医家に電解質バランスが関心を持たれたのは,この15年ぐらいのことである."Biochemical normality does not always mean Well-being"といわれるように,たとえば血清Na濃度が正常であっても,Na欠乏や過剰が存在する.対象は生きている患者であり,血清濃度ではない.治療に際しては,常にこのことを念頭に置く必要がある.
 今回はこの道一筋に歩んでこられた斯界の権威3氏に,電解質異常に進んだ動機,また,臨床との結びつきなどについてお話しいただく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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