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文献概要
今月の主題 電解質異常のすべて 電解質異常の対策
輸液療法の原則
著者: 柴垣昌功1
所属機関: 1川崎市立井田病院内科
ページ範囲:P.1536 - P.1537
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どんな水・電解質異常に対しても,輸液治療を行うときには,次のいくつかの一般的な原則を心にとめておく.
1)水・電解質異常による障害は,異常の大きさのみでなく,その進行の速さによっても異なる.たとえば,慢性腎不全のように,徐々に進行したアシドーシスでは,HCO3-が15mEq/l以上あれば,ほとんど無症状であり,したがって,治療の対象にもならない.
どんな水・電解質異常に対しても,輸液治療を行うときには,次のいくつかの一般的な原則を心にとめておく.
1)水・電解質異常による障害は,異常の大きさのみでなく,その進行の速さによっても異なる.たとえば,慢性腎不全のように,徐々に進行したアシドーシスでは,HCO3-が15mEq/l以上あれば,ほとんど無症状であり,したがって,治療の対象にもならない.
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