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文献詳細

雑誌文献

medicina13巻11号

1976年11月発行

演習・X線診断学 消化管X線写真による読影のコツ・11

大腸のX線診断(その2)

著者: 吉川保雄1 織田貫爾1 勝田康夫1

所属機関: 1順大消化器内科

ページ範囲:P.1554 - P.1560

文献概要

 最近,診断しにくい非典型的な潰瘍性疾患にしばしば遭遇する.これは,従来,単一の非特異性潰瘍性疾患とされていた潰瘍性大腸炎が種々の疾患からなる疾患群と考えられること,クローン病の概念のあいまいさ,化学療法による腸結核の非典型化などによるものである.
 欧米ではクローン病が圧倒的に多く,腸結核が極めて少ないのに反して,本邦では,全く逆であるのが特徴である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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